アシスタントマニュアル 安全上の注意点に関する補足説明
アシスタントマニュアル
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6.安全上の注意点
総則 撮影には常に危険が付きまっとっていることを忘れず、“危険因子の排除”に努めること。
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1つ1つの動作は確実に行うこと。機敏さは必要だが、あせる必要はなし。
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カウンターウェイトの下には入らない。クライアント等の不慣れな人な入った場合にも注意をする。
スタンドが倒れる等万が一のことを考え、当スタジオでは、モデル撮影時のトップライト用のブームには、鉄製のウェイトは使わずに砂袋を使うようにしています。
(上のアイキャッチ画像右の黒い砂袋、中には砂ではなく砂鉄が6kg入ってます。) -
レフランプは水に濡れると破裂する可能性があり。汗などもランプに落とさないように注意する。
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電源が入った状態でのストロボの発光管は絶対に覗かない。(ノイズなどで不意に発光することがあり。)
最近のモノブロックタイプのストロボ等は、小さい出力で使うことが多いためスレーブの感度が高く設定されています。このため蛍光灯のチカチカ程度の点滅にも反応して発光する場合があるので注意が必要です。 -
ストロボの空発光および露出測定時の発光は、発光部の間近に人がいないことを確認し、「飛ばします。」と声かけを行う。
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ハロゲンランプを素手でさわってしまったときは、アルコールやソルベントを使い油脂分をふき取る、なければ携行品のレンズクリーナーペーパーで代用しきれいにする。後々に破裂の恐れがあるので、カメラマンに報告をする。
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ドラムコードは全線伸ばしきって使う。(容量以下でも熱がこもり発火の恐れあり。)
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電源の延長コードは容量を超えないように注意する。細い線へのタコ足配線は危険。
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大型のバウンス板やレフ板は浅い角度(垂直に近い角度)で立てかけない。手前の板を勢いよく移動させると奥の板が吸い寄せられ手前に倒れる可能性あり。深い角度で立てかける。
1の写真のように浅い角度で壁に立てかけるのはNG。2の写真のように深い角度で立てかけてください。当スタジオのバウンス板は、高密度の発砲スチロール版製なので仮に倒れかかってきてもさほど危険ではありません。しかし、スタジオで一般に用いられている木製パネルのバウンス板は大きく重量があり倒れると非常に危険です。
ちなみに写真のバウンス板は、開いた状態で約1800mm(D)×2400mm(H),閉じた状態で約900mm(D)×2400mm(H)の大きさです。
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